モン・サン・ミシェルはフランスで最も美しい修道院

モン・サン・ミシェルはフランスで最も美しい修道院

モン・サン・ミシェルはフランスで最も美しい修道院

モン・サン・ミシェルは、大天使ミカエルが建立を命じたとされる、フランスで最も美しい修道院です。

 

伝説によると、司教オベールの夢の中に、大天使ミカエルが現れて、「かの岩山に聖堂を建てよ」と命じたようです。しかしオベールはそのお告げを信じず、行動には移しませんでした。そして3度目にオベールの夢に出現したときに、ようやくオベールは信じて小聖堂を建立すると、それまでは陸続きだった

 

 

モン・サン・ミシェルが一夜にして海に沈み、孤島になったことから、ここは聖地とされるようになりました。以後、ノルマンディー公リチャード1世の命により修道院が置かれ、修道院と聖堂は増築と崩壊を繰り返していきました。
ところが、14世紀には英仏が百年戦争に突入し、修道院は封鎖され、城塞として利用されるようになりました。しかし、幸いなことに干満の差と潮流の激しさにより、敵からの侵入を防ぎ、戦火に見舞われることはありませんでした。

 

 

 

16世紀には修道院として復活しましたが、18世紀のフランス革命後は監獄に転用され、1863年ナポレオン3世の勅命で封鎖されるまで「海のバスチーユ」の異名で恐れられていました。修道士が戻ったのは、約200年後の1966年のことです。現在は陸から堤防づたいに島に渡れるようになり、年間300万人近い巡礼者や観光客が訪れます。

 

 

モン・サン・ミシェル唯一の入口「前哨門」をくぐり、「王の門」を抜けると、かつては城塞だった一面を感じることができます。それを抜けると修道院までの大通り、「グランド・リュ」を歩くことになります。大通りと言えども細く曲がりくねった坂道で、両側には土産物屋やホテル・レストランが立ち並びます。モン・サン・ミシェル名物とされるオムレツとシードルも、この辺りのレストランで食べることができます。坂の勾配がきつくなり、修道院の入口が近づくと、侵入者の行く手を阻むように90段の階段が見えてきます。この階段は高い壁に囲まれて頭上から侵入者を狙い撃ちするための橋が架けられています。

 

階段を登ると、ようやく聖堂前のテラスに出ることができます。