スペインの世界遺産「セビージャの大聖堂」

セピージャの大聖堂

 

 

スペインのアンダルシア地方最大の町、セビージャのシンボルと言えば大聖堂です。

 

「後世の人々が正気の沙汰ではないと思うほど巨大な大聖堂を建てよう」と参事会が決めただけあり、
1402年に着工され120年もの歳月をかけて完成を見た大聖堂は、
ローマのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ規模を誇る規模を誇ります。

 

この大聖堂の特徴は、イスラームのモスクを取り壊した跡に建てられているので
奥行き116m、幅76mという大聖堂の作りとしては珍しい幅広の形をしている事です。

 

また、イスラーム時代のムデハル様式、その後のゴシック・後期ゴシック・ルネッサンスなど様々な建築様式が融合しているのもその特徴となります。

 

 

モスクの跡を顕著に現しているのは通称ヒラルダの塔、と呼ばれる鐘楼です。

 

元々はモスクのミナレット(一日5回のお祈りを上から呼びかける為の塔)だった物で、
イスラム建築の美しさを認めていたキリスト教徒達は、この塔を取り壊す事なく、継ぎ足しをして鐘楼を完成させました。

 

 

このヒラルダの塔には登る事が出来ます。

 

階段ではなくて当時馬で上まで登っていた名残りのスロープになっているのも特徴です。
上から見るセビージャの町並みはアンダルシアの美しさを堪能するのに最適な場所です。

 

 

内部はというと、さながらセビージャを代表する画家たちの美術館のようです。
セビージャの誇る名画ムリーリョの「サン・アントニオの幻想」のあるサン・アントニオ礼拝堂や、コ
ロンブスの遺灰を納めた「コロンブスの墓」などが必見です。